【19年12月期決算 分配金下限目標設定】8963 インヴィンシブル投資法人
12月期決算内容は、
8963 インヴィンシブル投資法人 (東部、6、12月配当)
2019年12月期 決算短信(REIT)
営業収益 18,587百万円 前期比 -32.0%
営業利益 12,858百万円 前期比 -42.0%
経常利益 11,639百万円 前期比 -45.2%
一口純利益 1,910円 前期比 -49.0%
一口分配金 1,725円 前期比 +4.2%
業績予想 変更なし
分配金予想 変更なし
https://disclosure.ifis.co.jp/data/disclose/f4/20200219/140120200219467428.pdf
https://disclosure.ifis.co.jp/data/disclose/73/20200220/140120200220467611.pdf
前期の3月と比べると大きく利益を落としています。
原因として、韓国との関係悪化を上げています。
来期以降の業績予想では、
コロナウイルスによる影響を考慮していません。
インバウンド系は軒並みダメージを受けているので、
予想よりも悪くなるのは当然でしょうね。
どれほどの影響があるのかが不明瞭ということで、
今回修正は行ってないようです。
修正が必要になればすぐに公開するようです。
一口分配金については、
20年から27年まで年間3,400円を下回らないことを目標としています。
その根拠として、
内部保留127億円、
一口当たり2,090円を必要に応じて分配に回すとしています。
この内部保留により、達成の可能性は高いとしています。
その他、細かい状況については、
上記のURLでパワーポイント資料が見れます。
細部まで作り込まれているので見る価値はあります。
コロナウイルスがいつまで猛威を振るうのか予想が付きませんが、
いずれは収束するでしょう。
分配金下限目標設定はありがたいですね。
オーバシュートはコツコツ拾っていこうと思います。
以上の内容は、個人の見解、意見であり、買いを推奨するものではありません。あくまでも100%自身の判断、責任で投資を行ってください。また、記事の内容も正確性を保証できるものではありません。上記をご理解の上、ブログを楽しんでいただければ幸いです。
【優待 割安】4008 住友精化
本日、紹介するのは、
4008 住友精化 (東1部、3、9月配当 3、9月優待)
おむつ用の高吸水性樹脂が主力商品の化学会社。
セグメントで見ると、
機能化学品
吸水性樹脂
ガス・エンジニアリング
となっています。
2/19付けの株価は3095円、時価総額432億円、実績PBR0.66、実績BPS4702、自己資産比率61.9%、予想PER12.2、配当利回り3.23%(50円、50円)、優待(100株、6ヶ月以上保有)を含めた総合利回りは3.88%、予想ROE5.6%、予想ROA3.5%。
PERだけで見ると割安感はないですが、
PBRを含めて考えて私の中では割安としています。
配当性向47.3%と高め。
優待が金券ですのでそれも含めた数字。
若干高めですので、今後の業績次第で減配リスクはあるかもしれません。
優待内容は、3、9月基準日100株以上
1000円相当のクオカード
詳細はこちら
年2回あるのは嬉しいですね。
2/5の3Q決算開示では、
売上高 74,738百万円 前年同期比 -10.5%
営業利益 5,996百万円 前年同期比 -18.4%
経常利益 5,096百万円 前年同期比 -25.3%
一株純利益 242.06円 前年同期比 -30.1%
セグメント別利益
機能化学品 1,499百万円 前年同期比 -7.2%
吸水性樹脂 2,779百万円 前年同期比 -34.6%
ガス・エンジニアリング 1,708百万円 前年同期比 +16.0%
通期業績予想 変更なし
配当金予想 変更なし
https://disclosure.ifis.co.jp/data/disclose/04/20200130/140120200130453326.pdf
主力の吸水性樹脂が大きく利益を落としています。
おむつメーカーの代表でもあるピジョンも、
苦戦している中国市場での競争力低下が影響しているようです。
一時期は日本製のおむつ買い占め問題がありましたが、
急に減退するとは思いませんでした。
中国製品の質が向上したのでしょうか。
まあ、ミルクのように摂取するものでもないので、
ある程度の質があればいいのかもしれません。
他の分野でも、
中国製品の質の向上で苦戦するかもしれませんね。
プラスとなった、
ガス・エンジニアリングですが、
売上は減少し、利益率の改善で大きく利益の伸ばしています。
通期業績予想はすでに達成済み。
変更しない理由として、
コロナウイルスによる影響が不透明であるとしています。
おむつは一応生活必需品なので、
そこまでは影響無いのではと思いますがどうなのでしょう。
それでも、経常利益の推移を見ると、
前期の経常利益8,636百万円は下回るとは思います。
株価は、3Q決算の通期業績予想達成を受け上昇。
しかし、それ以降は伸び悩んで元の水準近くまで戻しています。
過去数年での安値に近づいている状況です。
一応、節目に当たる部分で推移しています。
それを割り込んで、もう一つ下の節目に行くのか注目です。
以上の内容は、個人の見解、意見であり、買いを推奨するものではありません。あくまでも100%自身の判断、責任で投資を行ってください。また、記事の内容も正確性を保証できるものではありません。上記をご理解の上、ブログを楽しんでいただければ幸いです。
【優待 割安】3059 ヒラキ
本日、紹介するのは、
3059 ヒラキ (東1部、3月、9月配当 3月優待)
靴のヒラキで地方では有名。
靴、衣服の通販もしています。
セグメントで見ると、
通信販売事業
店舗販売事業
卸販売事業
2/18付けの株価は955円、時価総額49億円、実績PBR0.70、実績BPS1358、自己資産比率36.5%、予想PER8.31、配当利回り2.09%(10円、10円)、優待(100株保有)を含めた総合利回りは3.35%、予想ROE8.0%、予想ROA2.9%。
配当性向17.4%と低め。
業績次第では増配も見込める範囲と思われます。
優待内容は、3月基準日100株以上
2000円相当の自社買物券
ヤフオク落札価格は1600円、
諸経費を考えて1200円とします。
総合利回りは3.35%。
詳細はこちら
2/7の3Q決算開示では、
売上高 12,165百万円 前年同期比 -6.7%
営業利益 474百万円 前年同期比 -39.4%
経常利益 490百万円 前年同期比 -36.5%
一株純利益 68.03円 前年同期比 -36.7%
セグメント別利益
通販販売事業 698百万円 前年同期比 -25.5%
店舗販売事業 62百万円 前年同期比 -36.4%
卸販売事業 13百万円 前年同期比 -66.3%
通期業績予想 変更なし
配当金予想 変更なし
https://disclosure.ifis.co.jp/data/disclose/de/20200130/140120200130453317.pdf
やはり、厳しい内容となっています。
小売なので増税が効いているのと、
暖冬の影響で季節製品が売れていないようです。
それにしても通販事業が主力とは意外でした。
店舗しか知らなかったもので笑。
商品の価格帯は非常に安いと思います。
来期の季節ものを今の投げ売りで買っておくのも、
長期投資家としてはありかもしれませんね。
一度通販を見てみてもいいかもしれませんよ。
通期業績予想達成は厳しそう。
ただ、配当は20円で数年固定されているので、
減配リスクは少ないと思います。
株価は去年からジリジリと上げています。
出来高が少ないので1単元保有がいいかもしれませんね。
以上の内容は、個人の見解、意見であり、買いを推奨するものではありません。あくまでも100%自身の判断、責任で投資を行ってください。また、記事の内容も正確性を保証できるものではありません。上記をご理解の上、ブログを楽しんでいただければ幸いです。
【優待 割安】3863 日本製紙
本日、紹介するのは、
3863 日本製紙 (東1部、3月、9月配当 3月優待)
皆様御存知の生活必需品の製紙会社。
セグメントで見ると、
紙・板紙事業
生活関連事業
エネルギー事業
木材・建材・土木建設関連事業
とティッシュやトイレットペーパーだけではないことが伺えますね。
2/17付けの株価は1744円、時価総額2027億円、実績PBR0.51、実績BPS3387、自己資産比率28.5%、予想PER15.5、配当利回り2.29%(10円、30円)、予想ROE3.3%、予想ROA1.0%。
PERだけで見ると割安感はないですが、
PBRを含めて考えて私の中では割安としています。
配当性向35.6%と持続可能範囲。
優待内容は、3月基準日100株以上
自社グループ製品詰合せ(ティッシュペーパー・トイレットペーパー等)
詳細はこちら
2/7の3Q決算開示では、
売上高 784,243百万円 前年同期比 -2.2%
営業利益 21,872百万円 前年同期比 +92.7%
純利益 10,392百万円 前年同期比 +49,315百万円
一株純利益 89.82円 前年同期比 +426.16円
セグメント別利益
紙・板紙事業
3,536百万円 前年同期比 +13,070百万円
生活関連事業
8,047百万円 前年同期比 -13.4%
エネルギー事業
4,402百万円 前年同期比 -25.6%
木材・建材・土木建設関連事業
3,886百万円 前年同期比 +7.9%
通期業績予想 変更なし
配当金予想 変更なし
https://disclosure.ifis.co.jp/data/disclose/ca/20200206/140120200206459417.pdf
前期では、
生産体制再編費用、
減損損失などを計上したことにより大きな赤字となりました。
今期は黒字になりそうなものの、
セグメントで見るとあまり好調とは言いづらいところがあります。
通期業績予想はなんとか達成できる範囲だと思いますが、
大きな上振れは期待できないと思われます。
空売りは現在無いですが、
1月にモルガン・スタンレーが少し空売りを仕掛け手仕舞いしています。
2月12日までは野村が空売り。
株価はここ数年1700~2300円のレンジで推移しています。
これを意識しているのか、
空売り機関の手仕舞いが早かった印象。
ただ、この連日の下げは機関が絡んでないか監視が必要です。
安値の節目ラインで、
ここを割るのか注意したいところでもあります。
以上の内容は、個人の見解、意見であり、買いを推奨するものではありません。あくまでも100%自身の判断、責任で投資を行ってください。また、記事の内容も正確性を保証できるものではありません。上記をご理解の上、ブログを楽しんでいただければ幸いです。
【高配当 優待 割安】3291 飯田グループホールディングス
本日、紹介するのは、
3291 飯田グループホールディングス (東1部、3、9月配当 3月優待)
戸建分譲が主力の不動産会社。
6社がグループとなっている会社です。
セグメントで見ると、
戸建分譲事業
マンション分譲事業
請負工事事業
2/14付けの株価は1702円、時価総額5011億円、実績PBR0.63、実績BPS2711、自己資産比率53.8%、予想PER7.49、配当利回り3.64%(31円、31円)、優待(100株保有)を含めた総合利回りは5.58%、予想ROE8.4%、予想ROA4.5%。
配当性向27.3%と持続可能範囲。
優待内容は、3月基準日100株以上
「江の島アイランドスパ」温泉・プールエリア利用券4枚
ヤフオク落札価格4枚で3980円、
諸経費を加えると3480円とします。
総合利回りは5.58%。
詳細はこちら
2/10の3Q決算開示では、
売上収益 969,076百万円 前年同期比 +2.3%
営業利益 65,261百万円 前年同期比 -9.5%
純利益 40,223百万円 前年同期比 -17.0%
一株純利益 148.66円 前年同期比 -10.7%
セグメント別利益
戸建分譲事業 852,552百万円 前年同期比 +0.7%
マンション分譲事業 42,401百万円 前年同期比 +8.7%
請負工事事業 51,768百万円 前年同期比 +22.7%
その他 22,353百万円 前年同月比 +15.3%
通期業績予想 変更なし
配当金予想 変更なし
https://disclosure.ifis.co.jp/data/disclose/5d/20200210/140120200210461089.pdf
売上収益はプラス、
セグメント別で見てもプラス。
営業利益を落としてしまっている形。
セグメント会社でマイナスが目立つのは、
アーネストワングループのマンション分譲事業、
前年同期比 -30.3%
通期業績予想達成は厳しいのではないかと思われます。
市場もそれを織り込んで株価は下落しています。
ただ、前年と同じくらいの経常利益は確保出来るのではとは思いますが、
利益率が下がっているのでなんとも言えないところ。
通期予想一株純利益227.13円から少し落ちた水準では、
16年の一株純利益190.2円。
16年の株価は1800円弱から2400円くらいで推移。
と考えると、今の株価は割安では無いかと思われます。
チャートで見ても、安値の節目に近いのではないかと思われます。