【優待 割安】3863 日本製紙
本日、紹介するのは、
3863 日本製紙 (東1部、3月、9月配当 3月優待)
皆様御存知の生活必需品の製紙会社。
セグメントで見ると、
紙・板紙事業
生活関連事業
エネルギー事業
木材・建材・土木建設関連事業
とティッシュやトイレットペーパーだけではないことが伺えますね。
2/17付けの株価は1744円、時価総額2027億円、実績PBR0.51、実績BPS3387、自己資産比率28.5%、予想PER15.5、配当利回り2.29%(10円、30円)、予想ROE3.3%、予想ROA1.0%。
PERだけで見ると割安感はないですが、
PBRを含めて考えて私の中では割安としています。
配当性向35.6%と持続可能範囲。
優待内容は、3月基準日100株以上
自社グループ製品詰合せ(ティッシュペーパー・トイレットペーパー等)
詳細はこちら
2/7の3Q決算開示では、
売上高 784,243百万円 前年同期比 -2.2%
営業利益 21,872百万円 前年同期比 +92.7%
純利益 10,392百万円 前年同期比 +49,315百万円
一株純利益 89.82円 前年同期比 +426.16円
セグメント別利益
紙・板紙事業
3,536百万円 前年同期比 +13,070百万円
生活関連事業
8,047百万円 前年同期比 -13.4%
エネルギー事業
4,402百万円 前年同期比 -25.6%
木材・建材・土木建設関連事業
3,886百万円 前年同期比 +7.9%
通期業績予想 変更なし
配当金予想 変更なし
https://disclosure.ifis.co.jp/data/disclose/ca/20200206/140120200206459417.pdf
前期では、
生産体制再編費用、
減損損失などを計上したことにより大きな赤字となりました。
今期は黒字になりそうなものの、
セグメントで見るとあまり好調とは言いづらいところがあります。
通期業績予想はなんとか達成できる範囲だと思いますが、
大きな上振れは期待できないと思われます。
空売りは現在無いですが、
1月にモルガン・スタンレーが少し空売りを仕掛け手仕舞いしています。
2月12日までは野村が空売り。
株価はここ数年1700~2300円のレンジで推移しています。
これを意識しているのか、
空売り機関の手仕舞いが早かった印象。
ただ、この連日の下げは機関が絡んでないか監視が必要です。
安値の節目ラインで、
ここを割るのか注意したいところでもあります。