【19年度通期決算 来期減益予想】5301 東海カーボン
通期決算内容は、
5301 東海カーボン (東1部、6、12月配当)
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2019年12月期決算短信〔日本基準〕(連結)
売上高 262,028百万円 前期比 +13.3%
経常利益 52,986百万円 前期比 -27.4%
一株純利益 150.10円 前期比 -56.4%
来期業績予想
売上高 25,1200百万円 前期比 -4.1%
経常利益 27,800百万円 前期比 -47.5%
一株純利益 77.88円 前期比 -34.0%
来期配当金予想
48円(24円、24円)
配当向性61.6%と高め。
維持可能ではありますが業績次第ですね。
セグメント別利益
黒鉛電極事業 39,388百万円 前期比 -29.7%
カーボンブラック事業 8,512百万円 前期比 -18.4%
ファインカーボン事業 6,107百万円 前期比 +64.4%
精錬ライニング事業 -1,600百万円
工業炉及び関連製品事業 3,227百万円 前期比 +6.1%
その他事業 -21百万円 前期より -1,089百万円
https://disclosure.ifis.co.jp/data/disclose/5f/20200210/140120200210461010.pdf
今期実績は予想通り減益となりました。
そのうち、
精錬ライニング事業において、
のれん経費計36億円が一時損失として計上されています。
予想はしてましたが、厳しい内容ですね。
来期はより厳しい業績予想となっています。
一株純利益が-48.1%。
この水準は、
17年度業績一株純利益55.4円より+28.9%。
株価は、500円から750円位で推移しています。
上記の水準で計算すると644.5円~966.75円になります。
特に機関の空売りが多いので、激しい値動きが予想されます。
しかし、配当金予想は現状維持。
配当向性61.6%と高めに。
来期の予想は低めに計算してると思うのですが、
これ以上の業績悪化があるなら減配も視野に。
エントリーポイントが難しいですが、
機関の空売りには注目したほうが良いと思います。