【3Q決算 配当金下限設定】5019 出光興産
3Q決算内容は、
5019 出光興産 (東1部、3、9月配当)
zoukibayashinonaka.hatenablog.com
2020年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
売上高 4,560,673百万円 前年比 +36.5%
営業利益 108,190百万円 前年比 -24.5%
経常利益 91,399百万円 前年比 -41.6%
一株純利益 215.41円 前年比 -56.7%
セグメント別利益
燃料油 168億円 前年比 -61.2%
基礎化学品 180億円 前年比 -27.3%
高機能材 202億円 前年比 -11.5%
電力・再生可能エネルギー -5億円 前年比 +7億円
石油開発事業・地熱事業 122億円 前年比 -59.2%
石炭事業・その他事業 223億円 前年比 -48.4%
その他 5億円 前年比 -89.6%
通期業績予想 変更なし
配当金予想 変更なし
https://disclosure.ifis.co.jp/data/disclose/2a/20200214/140120200214465083.pdf
なかなか厳しい内容です。
昭和シェル石油統合による一時利益は114億円、
一時損失は168億円。
何が悪いというか全体的に悪いですね。
株主還元19年~21年方針では、
一株あたり配当金160円を下限としています。
予想業績配当性向48.1%ですが、
総還元性向50%以上としているので、
現時点では減配リスクは少ないと思います。
通期業績予想の経常利益150,000百万円の達成は、
厳しいのではないかと思っています。
利益の推移から推測すると、
経常利益は130,000百万円くらいではないかと予想します。
一株純利益は上記の比率から288.35円。
配当性向55.5%にはなりますが、
維持可能範囲で誤差だと思います。
一株あたり配当金160円下限設定はありがたいですね。
昭和シェル石油とのシナジー効果がどう出るか注目です。